賭博問題の影響深刻…巨人由伸監督も“投壊”危機に戦々恐々
14日のセ・リーグファンミーティングのイベント後、「開幕前に暗いニュースばかり、ウチのチームで出てしまって本当に申し訳ないという言葉しかない」と頭を下げた高橋由伸監督(40)。25日の開幕まで10日と迫ったこの時期に、闘志を新たにするどころか、相次ぐ醜聞に謝罪するはめになってしまった。気の毒と同情する声は多いが、一連の騒動の影響は、これからも指揮官に降りかかってくる。
「週刊誌に賭博常習者Bが巨人の一軍投手10人と高校野球賭博をしていたとの記事が出た。宮国の名前が新たに暴露され、巨人はこれを完全否定。今季は救援として勝利の方程式入りがウワサされるほど調子が良かったのに、1週間前に突然二軍落ち。上半身のコンディション不良とされているが、周囲から疑念の目で見られても自分の投球ができるか。老川新オーナーが『まだいろいろなことが出てくる可能性がないわけではない』と危機感を示しているように、予断を許さない状況です」(球界関係者)
昨年11月に3投手が解雇となり、高木京も謹慎中。巨人の支配下登録選手は15日現在65人だが、高木京を除けば64人。投手は30人で実質29人だ。“火種”を抱えているのは投手が多い。