巨人には“追い風” 阪神「声出し金銭授受」率先発表の裏側

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「似たようなやりとりがあったのは否定しない。事実確認はしてますけどね」

 阪神の四藤球団社長が15日、巨人の選手が自チームの勝敗に絡んだ金銭授受を行っていたことに関して、阪神でも同様のやりとりがあったことを認めた。「ノックで罰金を集めるとか、円陣もあったと思う」とは四藤球団社長だ。

 同社長によれば、試合前の円陣に絡んだ授受は数年前からあり、金額は1人数千円だそうだ。

 マスコミから問い合わせがあって発表したというが、それにしてもツーと言えばカー、というか、あまりに素早い反応ではないか。

 巨人の円陣に絡んだ金銭授受が明らかになったのが前日の14日。巨人にしてみれば、ただでさえ4人目の野球賭博関与者が明らかになってスッタモンダなのに、さらなる新たな火の粉が降りかかった。再び炎上しそうな状況で、いち早く反応したのは阪神だった。

 翌日の、しかも比較的早い時間帯に、実はウチもやっていましたと認めたのだ。夕方になって西武も同様に金銭授受があったと明らかにした。

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