“そろそろ終わり”の明徳・馬淵監督に囁かれる次の就職先
「ほぼ全寮制という環境を生かして関西方面から有望な中学生を引っ張って徹底的に鍛え上げる。そういう厳しいイメージがある監督のチームは最近の子たちに敬遠される。甲子園勝利数歴代1位の高嶋監督の智弁和歌山や同3位タイの前田監督の帝京が低迷しているのも理由は同じ。大阪人ばかりの熊本の秀岳館は4強進出。勢力図が変わってきたのです」
そんな名将を狙う大学があるという。
「馬淵監督の出身校でもある東都リーグの拓大です。内田監督は、長らく2部に低迷していたチームを1部に引き上げ、優勝を狙えるチームに立て直した。原動力となったのは馬淵監督のつながりで拓大に進学した明徳出身の選手たち。しかし現在は2部。明徳時代に1年夏からエースとして君臨した岸らが在籍している。69歳の内田監督の次の候補に馬淵監督の名前が挙がっているようです」(アマ野球担当記者)
本人は歴代1位の甲子園63勝に意欲を見せるが、水面下ではそんな動きがあるようだ。