初黒星の燕ドラ1原に沢村賞OBが“シュートの使い方”助言
「しいて言えば、気になったのはシュートの使い方です。原君はシュートを軸に攻めていた。ボクも現役時代に困ったらシュートを投げていましたが、シュートをいくぞと見せかけて別の球を投げるなど、本当に投げなきゃいけない場面で効果的に使うことを心がけていた。ここぞの勝負の場面でシュートがより生きるからです。普段はできるだけ、ストレートを投げることを意識していた。ストレートあっての変化球というのもあるし、相手は狙い球を絞りづらくなる。原君は、スライダーもストレートも悪くないし、フォークもある。プロ初登板の巨人戦(3月27日)を含め、さまざまな球種を駆使していましたが、もう少しストレートを投げることを意識すれば、さらに投球の幅が広がると思います」
武器を生かすも殺すも基本の真っすぐ次第だ。