巨人菅野のロケットスタート支えた捕手小林の“内助の功”
もう一人、結果として好投を陰で支えたのは高橋由伸監督(41)だ。
「後半は菅野らしい投球をしてくれた。最後まで行って欲しいといつも思っている。(中5日の影響は)特にない。球数もまだまだいけると思っていた。流れを変えてくれた」とは試合後の同監督。前出の関係者はこう言った。
「昨年は0-1の完投負けがあったり、防御率は1・91なのに10勝11敗と負け越して周囲にとやかく言われた。『申し訳ない』と菅野に謝った主力打者もいたそうです。でも今季菅野が投げた試合は、3点、6点ときて、この日が3点とまずまずの援護。昨季は投げ合う相手が広島・前田らのエース相手が続いた時期があったが、今季は中5日でフル回転している分、中6日の相手のエースとはぶつからない。だから、ある程度点が取れるという見方もできます。中5日に最終的にゴーサインを出すのは高橋監督ですからね」(前出の関係者)
“内助の功”があるからこその2勝目というのだ。