15歳新鋭・今井 ジュニア世界新でメドレー代表に滑り込み
15歳の新鋭が五輪切符を手にした。
7日のリオ五輪選考会で行われた、競泳女子200メートル個人メドレー決勝。1位の寺村美穂に続き、2位の今井月(15)もリオ五輪派遣標準記録をクリアして、初の代表に選ばれた。
今井の2分10秒76は世界ジュニア新記録。「まだ実感はないけど、うれしいです」と顔をほころばせた今井は、13年の日本選手権に12歳で出場。200メートル平泳ぎで3位入賞し、一躍、天才少女として名を馳せた。
名前の「月」の読みは「るな」。ラテン語で月を意味し、ローマ帝国で信仰されていた月の女神の名前でもある。
泳ぐ姿は人魚でも、水から上がるとキュートな女神。ブラジルでも観衆を魅了できるか。