著者のコラム一覧
永井秀樹

71年1月、大分県生まれ。国見高から国士舘大。3年で中退してV川崎を皮切りに福岡、清水、横浜F、横浜M、東京V、大分を経て05年は地域リーグのFC琉球でプレー。07年、移籍した東京VのJ1昇格に貢献。08年からJFLのFC琉球。13年シーズン限りで退団した後、14年に東京Vと契約した。4度目のヴェルディ復帰である。

<第1回>まずは、現役にこだわり続ける理由を話そう

公開日: 更新日:

 こんにちは。いや、お久しぶりです! ゲンダイ読者にお会いするのは14年2月、コラムを寄稿して以来です。これから3週間に1回のペースで「45歳の現役Jリーガー」の見たこと、感じたこと、伝えたいことを昔話などを交えながら書いていきたいと思います。

 J開幕の前年92年にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)に入団し、それから福岡、清水、横浜フリューゲルス、横浜F・マリノス、大分、琉球と7つのクラブでプレーしてきました。今年でプロ25年目。これまで一度も代理人を付けず、年俸交渉、移籍交渉、ピッチ外の仕事も含めてすべて自分一人で考え、悩み、そして決断しながらやってきました。ちょっとだけ「よくやってきたかな」とも思います。

 14年、琉球を退団した後、ヴェルディ入りしました。緑のユニホームを着るのは07年以来、実に5度目のことです。

 愛着ある古巣に7年ぶりに戻ってみると、いろいろなことが大きく変わっていました。人気も実力も“変わり果てた”と言ってもいいかもしれません。それでもヴェルディはヴェルディです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…