悪童キリオスと大差なし? 錦織圭の“醜悪”試合マナー
そこまでひどくはないが、錦織もイライラが募るとラケットをよく投げる。今季も全豪、メキシコOP、パリバOPの他にも、ジョコビッチに決勝で負けたマイアミOPでもやっていた。この試合でもボールを壁に打ちつけるという、見たくない姿をさらした。
プロゴルフの世界でも、全盛期のタイガー・ウッズはミスして大声を出したり、クラブを地面に叩きつけることが多々あった。米国ゴルフ事情に詳しい吉川英三郎氏がこう言う。
「タイガーの行為は、気持ちを切り替えるためのメンタルテクニックという声もあるが、『技術の前にマナーやエチケットが大事』と教わっているジュニアにとっては悪い手本でしかない。ラフに入るとボール後方の芝をドライバーのソールでトントン叩いていた、かつての尾崎将司のルール違反やマナーの悪さにマスコミは目をつむっていた。日本は欧米に比べてトップ選手に甘いというか腰が引けている。悪いことは悪いとなぜ報じないのか」
自分の至らなさを道具に当たっているようではまだ青二才。錦織に4大大会制覇を語る資格はない。
▽錦織のコメント
「徐々に積極的にプレーできた。相手サーブが読みづらかったが、ストロークで押せていたので慌てることはなかった。レベルの高い試合だったと思う」