実戦復帰で首脳期待も 巨人クルーズに“春先の男”懸念再発

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「来日1年目の14年はそうでもなかったんだけど、昨年は暑くなるにつれ、成績がジワジワ落ちていったのは確か。メキシコ人だからって暑さに強いとは限らない。日本特有の蒸し暑さが苦手です。だから空調が効いていて真夏も快適な東京ドームを本拠地にする巨人へ移籍したんじゃないか、なんて言われるほど。アテにするなら、5月の今しかありませんよ。夏に向けて失速していきますからね」

 確かに昨季の打率は、5月の.310を頂点に、6月から.278→.247→.235→.193と月を経るごとに下降した。

 現在、巨人のチーム打率はリーグ4位の.248、得点は同6位の125。今季も得点力不足にあえいでいるが、たとえクリーンアップの一角が復帰しても、打線全体が上向くかは別の話である。

 巨人の首脳陣が不安を抱く公称95キロを大幅に上回る「太り過ぎ」疑惑に続き、暑さに弱い不安も浮上。この助っ人に過度な期待は禁物だ。

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