閉鎖的なゴルフ界の仕打ち? 強豪選手が次々“デイ叩き”の謎

公開日: 更新日:

 世界ランク1位のJ・デイ(28=豪州)がバッシングにさらされている。

 事の発端は先週行われたプレーヤーズ選手権だ。完全優勝で今季ツアー3勝目(通算10勝)を果たしたデイに対し、マスターズ覇者のD・ウィレット(28=イングランド)やS・ローリー(29=アイルランド)が、「第3ラウンドに6時間近くかけた」と公然と批判。ローリーは「デイがツアーで一番のスロープレーヤーだ」と発言したと、AFP通信が報じた。

 過去に“前科”があるならまだしも、これまでスロープレーのペナルティーどころか、警告を受けたという話も聞いたことがない。それが突然の「デイ叩き」である。なぜか。単なるマスコミの嫌がらせなのか、それとも他に何か理由があるのか。

■幼少期は“混血”ゆえに差別も

 デイは、オーストラリア人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれた。幼少期には混血ゆえに差別され、11歳の時、父親を亡くし、女手ひとつで育てられながら、憧れのタイガー・ウッズを目指し、プロになった経緯がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動