閉鎖的なゴルフ界の仕打ち? 強豪選手が次々“デイ叩き”の謎

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「他のスポーツと比べて閉鎖的で、依然、白人至上主義が根強い欧米のゴルフ界にとって、マキロイ(北アイルランド)やスピース(米国)ではなく、デイが世界ランク1位というのはおもしろくないはずです」と、米ゴルフ事情に詳しいゴルフライターの吉川英三郎氏がこう続ける。

「かつてタイガー・ウッズがデビューした頃、黒人批判が巻き起こり、白人プロが『忍耐力が必要なゴルフに黒人は向いていない』と発言して問題になった。それでもタイガーは力で批判を封じ込めた。だから誰もタイガーを敵に回せなくなったのです。確かに今のデイには勢いがありますが、まだタイガーのような絶対的な立場ではない。今のうちに『あまり調子に乗るな』とクギを刺されているのかもしれません。欧米人にとってマキロイやスピースはヒーロー的存在である一方、デイは目の上のたんこぶです。彼らには自分たちのツアーという意識が強い。やっかみもあるのでしょう」

 ウッズ同様、雑音は力で封じるしかない。

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