早実の新旧スター 清宮幸太郎が斎藤佑樹になる可能性は?
試合をするたびに本塁打をかっ飛ばしているのが早実の清宮幸太郎(2年)だ。
18日、西東京大会5回戦の国士舘戦。1―0の三回1死二塁の2打席目だった。一塁が空いている状況で、外角へ明らかなボール球が2球続いた。が、内に入った3球目を逃さなかった。右翼席へ弾丸ライナーでブチ込んだ。
高校通算53号を含む1安打2打点2四死球で8強入りに貢献。ここまで4試合で3本塁打を放つなど計10打数6安打、7打点、7四死球の大当たりだ。
「狙ってたわけじゃないけど、甘いところにきたので一発で仕留めることができてよかった。打った瞬間入ると思った。敬遠の意識? まったくなかった。いつでも捉える準備はしていた」
七回1死一、二塁の4打席目は、塁がふさがっていたのに敬遠気味に歩かされた。「対戦したかったけど、そこは相手の策略というか、しょうがない。後ろが(1年生4番)野村なので、あまり気にしていない。一、二塁で敬遠? 高校野球ではありません」と試合後の清宮は頭をかいた。