五輪の素朴な疑問 家族の「観戦チケット」は自腹なのか
ただ、よーく探してみると、こんな競技団体もあった。「さくらジャパン」の愛称で人気急上昇の女子ホッケーだ。
「ご家族の希望があればと思ってチケットを確保していたのですが、実は現時点での問い合わせはゼロです。というのも、女子ホッケーの大会会場がデオドロ地区とやや遠い所にあり、治安の問題で躊躇されてしまうご家族が多いのです。試合時間も、現地時間の朝や夜が多く、移動手段の確保もネックになっています。選手用のバスに便乗できれば安心なのですが、さすがにそうもいきませんし……」(日本ホッケー協会)
チケットが余っているのにもったいない気もするが、こればかりは致し方ない。
マスゾエさんや都議会のセンセイたちはVIP待遇で行こうとしていたが、選手の家族は大変な出費なのだ。