球団社長は野球の素人 金本監督は“GM兼任”で補強陣頭指揮
「オフのFA市場は、野手では糸井(35=オリックス)に平田(28=中日)、陽(29=日本ハム)が目玉。3人がFA宣言すれば、金本監督は糸井に行くでしょう。理由? ホームランは出るし、ヒットは広角に打てる。何しろケタ外れに身体能力が高い。金本監督が最も好きなタイプの選手だからね。あとは、30本以上打てる大砲に、先発と抑え。久々に金がかかるオフになるだろう」
■韓国プロ野球のMVPに照準
主に4番を打ってきたゴメスは本塁打21、打点は75。得点圏打率は3割に満たず、4年目の来季も中軸を任すには物足りない。すでに阪神は4番候補として、韓国プロ野球ダイノスのエリック・テイムズ(29=右投げ左打ち)をリストアップしている。
かつてマリナーズにいたこの助っ人は昨季、打率・381で首位打者となり、47本塁打、140打点、40盗塁をマーク。シーズンMVPに輝いた。韓国3年目の今季も、3割、40本、110打点以上の数字を残している。
「阪神は2年ぐらい前からテイムズをマークしている。今年もスカウト部長の木戸(克彦)さんたちが視察に来ましたよ。年俸は日本円にして1億3000万円ぐらい。資金力のある阪神さんなら、口説けるんじゃないですか」(韓国球界関係者)