オリックス助っ人はクビだらけ 契約延長する選手は誰?
球団主催の“日本旅行”は満喫できたか。
4日、オリックスの助っ人たちが続々と帰国。ブランコ(35)、ディクソン(31)、モレル(29)の3人が機上の人となった。すでに帰国済みのコーディエ(30)やクラーク(29)など、今季は7人の外国人選手を抱えていたオリックス。彼らはいずれも契約延長、あるいは日本でのプレーを希望しているが……。
ある球団OBは「来季が2年契約の最終年となるディクソン、4番を打ったモレル以外は全員クビです」と、こう話す。
「当初はモレルも戦力外の予定だったが、7、8月にそこそこ活躍したものだから球団も迷ったそうです。そこで『年俸1億円じゃ高すぎるから』と、ダメ元で半額の5000万円ほどを提示。モレルも金額には不満はないそうで、残留はほぼ決まりと聞いている」
今季、オリックスで働いたと言える助っ人は9勝11敗のディクソン、94試合で打率.244、8本塁打、38打点のモレルのみ。年俸2億5000万円のブランコ、9000万円台のコーディエ、ボグセビックらはクソの役にも立たなかった。日本球界残留を熱望したところで、もはや手を伸ばす球団はないだろう。
それでも、彼らが働かずに大金を稼いだのは事実。海の向こうでは、オリックスの“観光ツアー”への申し込みが殺到しているかもしれない。