阪神とオリで条件拮抗…FA糸井の“判断基準”はどこにある

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「昨年、糸井は左膝に40本もの注射を打った。自己治癒力を高める『PRP療法』のためです。こうした膝のケアもあって、今季は53盗塁で盗塁王を獲得することができたが、13年には右膝の靱帯も損傷している。来年36歳を迎える糸井が今後、長くプレーするためには、両膝の負担をいかに減らすかが大事。そういう意味では、人工芝の京セラドームが本拠地のオリックスより、天然芝の甲子園を本拠地とする阪神の方に魅力を感じるでしょう」

 もっとも、オリックスは天然芝のほっともっとフィールドを準本拠地としている。今季は14試合のみの開催だったが、ほっともっとフィールドを本拠地に格上げすれば、糸井の気持ちが傾くかもしれないが……。

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