ライバル筒香は2打点 4タコ中田翔に侍J4番“本命”の重圧
稲葉打撃コーチは、「国際大会はつなぎの意識、チーム全体で攻略していくことが大事」だと言う。中田の今季成績(打率.250、25本塁打、110打点)は筒香(打率.322、44本塁打、110打点)より劣るが、短期決戦の経験は豊富で勝負強い。しかも日本ハムでチーム打撃を叩き込まれているから、四球などで後につなぐ意識も高い。中田の後に、強打の筒香が控える──。そういう並びの方が相手バッテリーにプレッシャーを与えられる、と考えているというわけだ。
「4番中田、5番筒香」はこの日こそ不発に終わったが、本番でも十分に可能性はある。