“飛ばし屋”渡邉彩香に復調の兆し 師匠も初日には合格点
「夏場以降、バックスイングに迷いがあり、脇が甘くなった。スイングにためがなくなり、インパクトで体も浮き、球筋が安定しなかった。2週前の伊藤園の時から好調時のスイングを思い出して良くなった。この日は風が強いので、対策として4番アイアンを抜いて、3番アイアンを入れた。ボールを上げる意識がなくなり、体が浮かずにいいフェードボールを打っていた。13番(パー5)のボギーは、フェアウエーからの2打目を左のガードバンカーに入れての3パット。ショットを曲げてのミスではないので心配はしていない。今日のゴルフをやっていれば大崩れはないでしょう」
逆風の18番(400ヤード・パー4)で2打目をアイアンで打てるのは、280ヤードの飛距離を誇る渡邉ぐらい。最終戦は攻めのゴルフで復活劇となるか。