FA山口入団決定 巨人の“プロテクト漏れ”をタイプ別予想

公開日: 更新日:

④有望若手組

 相川をFAで獲得した14年オフに高卒2年目の奥村を人的補償でヤクルトに取られたトラウマがある。巨人に在籍したのはたったの1年。これでは送り出してくれたアマ球界へのメンツが立たない。「奥村事件」を教訓に、今回は「1年目」の選手を原則プロテクトする見込みという。ドラ1桜井やドラ2重信は守られることになる。そのため、高卒4年の辻あたりは、有望株といわれながら当落線上。もし外れていたら、「有望な若手」を望むラミレスDeNAに指名される可能性が高くなる。

 広島から大竹をFAで獲得した時は、人的補償で移籍した一岡が広島で大活躍した。山口俊中日ではなく、選手層が厚い巨人を選んでくれて良かったと、DeNAは感じているに違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…