C・ロナウドひとりで浦和超え Rマドリード“異次元のカネ”
8日に開幕したFIFAクラブW杯に出場する欧州王者のRマドリード(スペイン)が12日、チャーター機で羽田空港に到着した。
朝5時着の便にもかかわらず、空港に集まったファンは実に約500人。ジダン監督(44)を筆頭にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(31)、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(25)らの世界的スーパースター軍団が姿を見せると、大きな歓声が巻き起こり、夜明け前の羽田はパニック状態に陥った。
「遠く離れた日本のサポーターをも熱狂させるRマドリードは、世界最強クラブですからね。今年7月に米経済誌フォーブスが発表した『世界のプロスポーツチームの資産価値ランキング』では、米フットボールのカウボーイズに次ぐ世界2位。その資産価値は36億5000万ドル(約4197億5000万円)と算出されました。Rマドリードの公式HPによれば、14-15年シーズンの総収入は実に735億円。もちろん、世界のサッカークラブのナンバーワンです。例えば、日本のJリーグのトップである浦和の14年度の総収入は約58億円超。J1全クラブの総収入が約593億円ですから、日本のトップ18チームが束になっても、Rマドリードにはかなわないという異次元のレベルです」(サッカー記者)