西武ドラ1今井 キャンプ“A班”始動に首脳陣が込めた願い

公開日: 更新日:

「気を引き締めてやる。何か一つでも勉強できればいい」

 西武のドラ1・今井達也(18、作新学院)が、キャンプ地の宮崎でこう話した。

 昨夏の甲子園優勝投手という実績を引っ提げてのプロ入り。キャンプも当初は育成メーンのB班スタート予定だったが、辻新監督の意向で主力が揃うA班で始動することになった。

 西武は今オフ、エースの岸が楽天に移籍。昨季は9勝止まりだったものの、過去10年間で103勝(65敗)と活躍したエース右腕がいなくなった。ぽっかりあいた穴を埋めなければ、優勝争いどころではない。

 過去には楽天の田中(現ヤンキース)、西武でも松坂(現ソフトバンク)のように、高卒1年目から先発ローテでバリバリ投げた選手もいる。今井が田中や松坂ほど活躍できるとは誰も思っていないだろうが、「あわよくば一軍で……」というのが、首脳陣のホンネじゃないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」