速球170キロへ ハム大谷には別メニュー調整が進化の好機

公開日: 更新日:

 大谷はWBC回避決定後、「目標を失った」と言った。

 目先の大きな目標がなくなって、虚無感に襲われるというか、精神的なダメージを受けたのは想像に難くない。しかし、だからといって宿舎でひとり、ふさぎ込んでばかりいるわけでもなさそうだ。さる日本ハムOBがこう言った。

■歩幅を広げた新フォーム

「大谷はよい意味でプラス思考が強いと聞いています。右足首の故障によって思うように下半身が使えない。フツーは段階を踏んで徐々にコンディションを戻すことを考えますが、大谷は違う。別メニュー調整で生じた時間を利用して、これまで以上に進化しようと考える。つまり故障をマイナスではなく、逆にスケールアップのチャンス、体調が万全なら、できなかったことができるととらえているのです。例えば年明けの自主トレ期間も下半身を使えない分、ウエートは例年以上にみっちりとやったといいますからね」

 大谷は昨年11月下旬のイベントで、「人類最速まであと4キロなので、いちばん速い球を投げる人になってみたい」と発言した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議