侍Jと2次Rで対戦 オランダとイスラエルには曲者ズラリ
■バリバリのメジャーリーガー
昨9日の試合で豪州が中国を破ったことにより、B組1位で2次ラウンド進出が決定した日本代表が新たに顔を合わせるオランダ、イスラエルはどんなチームなのか。
まずはオランダ。日本代表は昨年11月の強化試合で同国相手に9―8、12―10と壮絶な打撃戦を制してはいるが、「オランダ代表の顔触れは当時とガラリと代わっています。チーム力は今回の方がはるかに上です」と、スポーツライターの友成那智氏がこう言った。
「中でも内野はバリバリのメジャーリーガーで占められています。ボガーツ(レッドソックス)は昨年21本塁打、グリゴリアス(ヤンキース)は20本、スクープ(オリオールズ)は25本を打ち、シモンズ(エンゼルス)の遊撃守備はメジャーでもナンバーワン。7日の韓国戦で先制2ランを放った中堅手のプロファー(レンジャーズ)は、若手有望株で他のチームならレギュラーを張れる選手です。投手はソフトバンクのバンデンハークが中心になる。実績あるメジャーリーガーを率いるミューレン監督はかつてロッテ、ヤクルトでプレー経験があり、日本の野球を熟知しているのも強みです」