米5球団が熱視線も…西武・菊池に制球力とメンタルの課題

公開日: 更新日:

 スカウトの指摘通りというべきか。この日は同点で迎えた七回1死二塁で伊志嶺に適時打を打たれ、一時は勝ち越しを許した。別のスカウトが言う。

「菊池は7日のソフトバンク戦でも内川に本塁打を2本浴びたように、要所で制球が甘くなりがち。以前からメンタルが課題といわれ続けているように、精神面が弱いから勝負どころで踏ん張れない。粘り強い投球ができないのです。西武は菊池を出すなら入札金の上限である20億円に設定したいところだが、今のままでは応じるメジャー球団があるかどうか。たしかに前とは違って突然制球を乱し、四球を連発する悪癖は出なくなった。開幕投手を務め、結婚もして、成長している部分もあるとは思うが、今年、来年を通じて更なる成長を見せて欲しい」

 菊池は試合後、「勝負どころは1試合に1回か2回は来る。そこを100%抑えるのはまだまだできていない」と話した。わかっていてもなかなかできないから難しいことではあるのだが、本気でメジャーにいきたいなら、やるしかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出