オコエの妹・桃仁花 優しい素顔に秘めた“兄貴超え”の闘志
規格外の選手がコートで暴れまくりそうだ。女子バスケットボールのオコエ桃仁花。プロ野球楽天のオコエ瑠偉(19)を兄に持つオコエ桃仁花(18)はパワーフォワード(PF)として、これまで各年代の日本代表に名を連ねた。兄同様、抜群の身体能力を生かしたプレーが持ち味だ。今年7月のU19W杯(イタリア)代表候補であるオコエを直撃した。
――バスケットを始めたきっかけは?
「小6でミニバスの監督に誘われて始めました。それまではフラダンスをしていて、ディズニーで踊るような本格的なものでした。小学生の頃は身長はクラスで真ん中ぐらい、どちらかといえば太っていたので、スポーツをやる体形ではなかったし、やる気もなかった。ピアノとかインドア系が好きだったんです」
――各年代の代表に選ばれている。当然、2020年東京五輪代表を目指す?
「目の前のことで精いっぱいで先のことは考えられません。まずはデンソーの環境に一日も早く慣れるのが大事なことです」
――多くの大学や実業団の中からデンソーを選んだ決め手は?