オリ打線また沈黙…ドラ1右腕・山岡“無援地獄”の後遺症

公開日: 更新日:

 この日も援護がなかった。オリックスドラフト1位右腕、山岡泰輔(21=東京ガス)が30日のソフトバンク戦で6回無失点の好投。1点のリードを守ってマウンドを降りたものの、リリーフ陣が打たれ、またもプロ初勝利を逃した。

「なんとか粘ったけど、毎回ランナーを出した。反省しなければ」とは、本人の弁だが、ここまで3試合に先発して防御率は2・25。12球団3位のチーム打率.266を誇る打線が、なぜか山岡が投げる日には沈黙する。登板3試合での援護点はたったの2点。好投報われず、という展開が続いているのだ。

「もうちょっと援護ができたらね」と、福良監督も申し訳なさそうだった。

 無援は投手の調子を狂わす。1点もやれない、0点に抑えなければ、と余裕がなくなり、自分で自分に重圧をかけて、崩れ始める。もうちょっと援護ができれば、などと悠長なことは言っていられない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動