横綱・稀勢の里を徹底解剖 父の貞彦さんは“理想の嫁”語る

公開日: 更新日:

 3月の大相撲春場所で2場所連続2度目の優勝を飾った新横綱の稀勢の里(30=本名・萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋)。新横綱の優勝は1995年初場所の貴乃花以来、22年ぶり8人目の快挙だった。土がついた13日目の日馬富士戦で左肩付近を負傷。ケガを押しての逆転優勝に日本中が沸いた。新横綱を丸裸にした。

野球小僧

 86年7月3日、兵庫県芦屋市生まれ、茨城県龍ケ崎市育ち。小学生時代に熱中したのは野球。所属した龍ケ崎ハリケーンズでは、捕手で4番。小6で180センチ近くあり、コーチに間違われたこともあるという。ハリケーンズの岩瀬正和総監督が言う。

「体格が立派だったので、小学生用のバットが軽すぎたんです。そこでウチの息子が昔使っていた、中学生用のヘッドが重いバットを使わせていた。普通の子では試合でフルスイングなんて無理ですが、彼は軽々振ってました。後にお父さんに新しいバットを買ってもらってニコニコしてましたよ。ただ、そのバットはバランス重視で、うまく使えばヒットを量産できるというもの。小学生には扱いが難しいので、打率が落ちてしまいました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動