全仏直前の急きょ大会出場は錦織圭にプラスかマイナスか

公開日: 更新日:

「本末転倒」にならないか。

 21日開幕のジュネーブ・オープン(スイス)に急きょ、出場を決めた錦織圭(27)のことだ。

 18日のイタリア国際3回戦でデルポトロ(アルゼンチン)にストレート負け。「(赤土の)試合数をこなせなかった。もう少しプレーの質を上げないと、全仏でも上に行けない」と話したように、28日開幕の全仏を前に試合勘を取り戻すのが目的らしい。

 とはいえ、錦織はこれまで、4大大会の前週は公式戦を休み、調整に専念してきた。トップクラスの選手と比べてサービスエースは少なく、5セットマッチをフルに戦わなければならない4大大会は、ただでさえ肉体的な負担が大きいからだ。

 錦織は3月のマイアミ・オープンで右手首を痛め、約1カ月半、実戦から遠ざかった。復帰後2試合はいずれも早い段階で敗れている。試合勘を取り戻したい気持ちは理解できる。

 しかし、11年の全米以来となる4大大会前週の出場で試合勘が戻ったとしても、その分、体力を消耗して全仏でガス欠になったりしないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!