「空気変えたい」 オリT-岡田が明かしたミーティング改革
5月に入って4勝19敗とボロボロの状態で交流戦に突入したオリックスが、初戦のヤクルトに大勝した。2-1で迎えた七回に2死から一挙7得点。今季最多の15安打でヤクルトを粉砕した福良監督は、約1カ月ぶりの連勝に「きょうは安心して見ることができました」とニッコリだった。
仮にこの日の勝利がどん底状態を脱するきっかけになるとすれば、こんな変化もその一助になったのかもしれない。
選手会長のT-岡田(29)が、「実は(5連敗で臨んだ)23日の楽天戦から、ミーティングの方法を変えたんです」とこう続けるのだ。
「今まではカードの3試合とも(ポジション別に)個人ミーティングをした後、全体ミーティングをやっていました。それを、個人と全体の両方をやるのはカードの初戦だけにして、2戦目と3戦目は個人だけにした。打撃コーチからの提案です。球場に早く来てやりたいことはそれぞれ違うし、頭では分かっていてもできないことを整理するために自分の時間をつくった方がいいんじゃないかという話になって、ボクもそれに納得して実践している。今はチーム状態が良くないことで空回りしている感じがあります。なんとかその空気を変えたい」