“舌禍騒動”で話題に…元近鉄投手・加藤哲郎さんの大転身
出勤は火曜から日曜までで原則的に月曜が定休日。とはいっても、各種麻雀大会への参戦や解説の仕事が月に数回あり、不在のこともままある。
「定期的な解説なら、麻雀店関係者を対象にした『鳳凰杯』と、関西のトッププロが参戦する『京都グリーンリーグ』。どちらもニコニコ生放送やAbema(アベマ)TVといったインターネットテレビで配信中です」
腕前は、専門誌「近代麻雀」主催の麻雀最強戦・著名人代表決定戦の常連で、昨年末に行われた日刊スポーツ杯争奪スリアロトーナメントでは2位。GPC関西・関西著名人リーグの四天王のひとりといわれる実力派だ。
ところで、麻雀との出合いは?
「近鉄入団の83年に、先輩のお供で近鉄・藤井寺駅そばの雀荘に行くようになったのがきっかけですね。投手はギャンブル、野手は酒とか女に走る傾向があって、僕は牌を握る方が好きだったんです。オッパイ? 何をアホな、アハハハ」
野球と麻雀、実は共通点があるという。
「相手との駆け引きですね。何を待ってるか、どう打ってくるか?ランナーを背負っても同じ。その時々の局面を俯瞰して、一手一手を判断するのもソックリです」