稽古で醜態 強行出場前向き稀勢の里に「休む勇気を」の声
さらに中澤氏は言う。
「このままでは稀勢の里の力士生命にも関わる。角界では、骨折より捻挫の方が厄介といわれている。骨折なら、『休場も致し方なし』と諦めもつく。ところが捻挫の場合は『大したことがないから』と土俵に上がり続けると、どんどん患部が悪化する可能性があるからです。ケガが完治していない稀勢の里はそれと似たような状況です」
横綱の義務は「出る」ことではなく「勝つ」こと。強行出場はむしろ、ファンの期待を裏切りかねないのだ。