巨人がもう垂涎…日本ハム今オフ放出候補「4人の名前」

公開日: 更新日:

■起用法にも表われる球団の思惑

 だからといって彼らの肩をたたいているわけではないにせよ、球団のそんな思惑はすでに起用法にも表れている。

「例えば正捕手の大野ですよ。リーグ戦が再開されて以降、3日までの10試合のうち、スタメンマスクをかぶったのはわずか2試合。首脳陣は5試合に先発出場した3年目の清水優心(21)を一本立ちさせたいのです。打率2割に満たない打撃はともかく、守備はすでに合格点をやれるまでに成長していますからね。中継ぎの柱として欠かせなかった宮西や谷元も、最近はワンポイントとかリードされている場面での起用が目立つようになってきた。栗山監督が彼らの代わりに抜擢しようと考えているのが鍵谷陽平(26)や白村明弘(25)や公文克彦(25)なのです」(前出のOB)

 12年オフには糸井(現阪神)をトレード、14年オフには小谷野(現オリックス)と大引(現ヤクルト)をFAで放出。レギュラーでなおかつ中軸を打つ主力を次々に手放し、代わりに若手を起用しながら育てて結果を出してきた日本ハムが、このオフは実に5人もの選手をFAで売る可能性があるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…