米メディアは懐疑的も ハム大谷「今オフメジャー」の根拠
■日本ハムの本音は?
唯一の懸念材料だった足のケガも癒えた。左太もも肉離れは完治し、オフに痛めた右足首の状態も落ち着いている。この日は試合前のシート打撃で50球を投げ、10日からのオリックス3連戦に先発予定。二刀流の本格復帰も時間の問題だ。
昨オフの契約更改の席上、大谷の入札制度(ポスティングシステム)によるメジャー挑戦を容認した球団サイドも、今オフの移籍に向けた準備を重ねてきた。
「栗山監督はこれまでも大谷のはやる気持ちを何度も聞いてきたといいます。そのたびにリーグ優勝、日本一になったらとなだめてきたようですけど、昨年は実際にパのMVPを獲得して日本一に貢献した。誰よりも大谷の気持ちを知っているだけに、どうやら残って欲しいとは言えないらしい。首脳陣のスタッフミーティングでは『大谷がいなくなるかもしれないから若手を育てよう』と何度も言っているそうです」とはさる日本ハムOB。
別のOBは「球団も大谷に関しては腫れ物に触るよう。一日も早く万全な状態でメジャーに送り出してやりたいのが本音です」とこう言った。