米メディアは懐疑的も ハム大谷「今オフメジャー」の根拠

公開日: 更新日:

 それだけではない。昨季、制限額を超過した11球団にはペナルティーが科せられ、今季は該当選手1人につき30万ドル(約3300万円)しか使えない。この11球団には金満球団のドジャースやカブスも含まれる。

 つまり、大谷が今オフ、海を渡っても高額契約を結ぶことは不可能。だからメジャー挑戦は来オフ以降になるのではないか――というのがCBSの予測だ。

 大谷はしかし、カネが欲しくてメジャー移籍を望んでいるわけではない。昨年、MLBの新労使協定が締結された際は「僕には関係ない」とコメント。「USAトゥデー」紙の取材にも「お金の問題じゃない」と答えている。

 オフに親しい放送関係者からメジャー挑戦の意思を問われると、「行きますよ」とキッパリ答え、今オフの移籍を示唆したという。

 大谷のアタマにあるのはとにかく、一日も早く米国に行ってメジャーナンバーワン投手のカーショウ(ドジャース)のボールを打ち、ナンバーワン打者のハーパー(ナショナルズ)相手に投げたいという思いだけ。一時は岩手の花巻東高から直接メジャー挑戦、マイナーからはい上がるつもりだったことを考えても、「カネ」より何より「メジャー」でのプレーが最優先なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース