経験ゼロの稲葉氏に一本化 侍J監督“本命4人”消えた理由

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 中畑清前DeNA監督(63)も有力候補だといわれた。最近の講演で本人が、「このあいだ、NPBの(井原)事務局長から話を受けた」と自ら暴露。すっかり有頂天になっているのかと思いきや、「オレは本当にやらないし、やりたくない」と完全拒否の意向を示している。日本テレビ関係者がこう言う。

「NPB事務局長からの話というのは、就任要請ではなく、人選についての相談を受けただけ。仮に正式な監督就任要請があっても、ご本人が言っているように、断るはずです。中畑さんにとっては、侍ジャパン監督よりはるかに大事な、古巣巨人の次期監督候補に挙がっているからです。チームが5位に低迷する由伸監督は、来季が3年契約の最終年。今季と同様の低空飛行が続けば、19年は中畑監督という目が十分にあるのです。由伸監督が『勝てない、暗い、つまらない』と批判され、球団は深刻なファン離れを懸念している。ガラリと雰囲気を変えるには、対照的な中畑さんしかいない。ご本人がカラオケでマイクを握るたびに、『監督をやりたい~』『オレが監督になったら~』と曲のリズムに合わせて歌うほど、巨人の監督はやりたくてやりたくて仕方がなかった人生の目標ですからね」

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