メダル叶わず号泣 池江璃花子は後半伸びず6位「悔しい」
女子高生スイマーが世界の壁に阻まれた。今大会は女子のエースとしてメダル獲得が期待された池江璃花子(17)。得意の100メートルバタフライは57秒08の平凡なタイムで6位に終わった。
池江は全体4位で決勝に進出しながら、この日は後半の50メートルでタイムが伸びず、海外の上位陣に後れを取って表彰台はならなかった。
世界の大舞台で初のメダル取りを逃した池江は「全く駄目だった。自分の実力が及ばず悔しい。実力不足だなと思う」と話すと人目をはばからずに号泣。今大会は残り4種目(リレーも含む)に出場する予定で「(28日の)50メートル(バタフライ)では気持ちを切り替えて、またメダルを狙いたい」と涙を見せながらも前向きに話した。
今大会のメダル第1号は大橋に譲ったが、女子高生スイマーは表彰台で笑顔を見せられるか。