沢村が二軍戦登板も…巨人が中継ぎ補強で狙う中日・谷元
日本ハム時代の今季の年俸は1億円。中日の球団関係者が明かす。
「今年は接戦の時のリリーフとしてフル回転してもらうが、来年以降はFA移籍も自由というスタンス。カネにシビアな落合GMが退団しても、球団には中継ぎ投手に1億円は高いという感覚がある。昨年の大島、平田のように強く慰留はしないとみられます。もし谷元がFA移籍すれば、その球団からカネか人的補償選手が取れる。逆においしいという意見もあります」
巨人は昨オフ、FAで同時に3人を獲得。その中でソフトバンクから中継ぎ左腕の森福を3年総額4億円超で引き入れたものの、期待された勝利の方程式入りどころか、左のワンポイントとしても苦しいマウンドが続いている。
この日、九回に登板した中日の岩瀬仁紀(42)がプロ野球最多となる950試合登板を達成したが、巨人の一部関係者は、オフのFA戦線に備え、谷元の投球を凝視していたに違いない。