早実の清宮が東京でプロ入りを表明した22日、大阪では履正社の安田尚憲が会見でプロ志望を明らかにした。
安田は高校通算65本塁打のスラッガー。U18W杯では清宮の前の3番を打って、34打数11安打(3割2分4厘)、5打点と活躍した。「プレーも人間的にも素晴らしい松井秀喜さんのような選手が目標」とは本人だ。
昨年暮れ、岡田監督との進路面談が行われたときから、卒業後の進路はプロ一本に。ギリギリまでプロか進学か悩んだという清宮と比べれば、早い時期にバット一本で生きていく決意と覚悟を固めていたことになる。
ドラフト1位指名が確実視される「西の大砲」は精神面も楽しみな選手と言えそうだ。