高校最後の試合で白星 清宮が語った“メジャー挑戦”の夢
プロ注目のスラッガーが高校生活最後の試合を終えた。
野球のU18W杯(カナダ)は10日(日本時間11日)、3位決定戦を行い、日本はカナダを8―1で下し銅メダルを獲得した。
主将を務めた高校通算最多111本塁打の清宮幸太郎(早実)は三回無死満塁の好機に中前適時打。4打数1安打1打点でバットを置いた。
試合後、指揮を執った小枝守監督に涙を流しながらウイニングボールを渡した清宮は「主将でしたけど、全然打てなかったですし、その中でずっと4番で使ってくれた。もう少し自分が打っていれば、決勝にも進めたと思うし、世界一も狙えた」と大会を振り返った。
早大進学か、プロ入りかで注目される卒業後の進路に関しては「まだ決めていない」としながら、
「どの道に行っても目の前のことを一つ一つやっていかないと先はない」と話す。進路決定に際しての優先事項については「消去法は嫌いなので、自分が何をやりたいか見つけて、一番いい選択をしたいです」と説明した。