コーチ兼任1年で現役は? レスリング吉田沙保里に聞いた
「霊長類最強女子」がマットを去る日は近いのか。
銀メダルに終わったリオ五輪直後の昨年9月、女子レスリング日本代表の吉田沙保里(34)は女子日本代表コーチに就任し、11月には至学館大学副学長に。コーチ兼任で練習に励む一方で、タレント業も大忙し。東京五輪については「(選手として)出られるなら出たいけど、3年後なのでどうなるか分からない」と話すにとどまっている。東京2020オフィシャル商品「明治プロカル」発売記念「スマイルリレープロジェクト」キックオフ小学校特別授業に参加した本人に、今後について改めて聞いた。
■「選手よりコーチが多い」
――コーチになってもうすぐ1年が経ちますが、指導の感触は。
「同時に選手もやっていて、コーチだけじゃないので、何とも言えないですけど、苦労したことっていうのはあまりないですね。後輩の練習で気になったところがあれば教えながら、自分も練習するという感じですかね」
――コーチと選手の比率は。