ヤンキースを待ち受けるインディアンスの露骨な嫌がらせ
8年ぶりの世界一を目指すヤンキースは、敵地クリーブランドでさまざまな妨害工作に遭うかもしれない。
インディアンスはポストシーズンで相手への揺さぶりを得意としているからだ。07年の地区シリーズで両軍が対戦した際には、七回表終了後に宿敵レッドソックスの本拠地の定番曲である「スイート・キャロライン」を流して、ヤンキースナインの精神的な動揺を誘った。
インディアンスは勝つためにはあらゆる手段を講じる。同年のレッドソックスとのリーグ優勝決定戦では、地元出身の女性カントリー歌手が国家を斉唱した。相手のエースであるベケットは以前、このカントリー歌手と交際しており、あからさまな嫌がらせには地元ファンからも非難の声が上がった。
田中は8日(日本時間9日)に地元ヤンキースタジアムで登板する。先発4番手に降格したことで難を逃れたようだ。