CS5連投で決勝被弾…楽天・福山は“強靱すぎる肉体”がアダ

公開日: 更新日:

「ミスターゼロ」が崩れた。

 20日のCSファイナルステージ第3戦、ソフトバンク楽天の一戦はシーソーゲームとなった。先発の則本が7回5失点で降板。5―5のまま、楽天ベンチは中継ぎエースの福山博之(28)にスイッチした。

 福山といえば、今季開幕から36試合連続自責点ゼロ(防御率0.00)の記録を作った「ミスターゼロ」。計65試合に登板してわずか8失点でシーズンを終えた。

 勢いそのままに、CSでも中継ぎエースとして5試合に登板し、奮闘してきた。しかし、この日は「方程式」が崩れた。八回、2死一塁の場面で中村晃に勝ち越し2ランを打たれ、これが決勝点に。ソフトバンクに2勝2敗のタイに戻された。

 福山は昨季、69試合に登板。2年連続でフル回転できる源は、体の強さにあった。本人は、「1年間ケガなく過ごすことが第一。ケガをしないためにどうすればいいのかを考えて、日頃の準備を怠らないようにしている」と話す。タフさはチーム内では有名。若手投手よりも早く球場へ来て、熱心にトレーニングに励んでいるという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…