「今ドラフトで巨人が確実に取りたかったのが岸田だった。当初は3位でいく方針が、ソフトバンクと楽天が3位以上で指名するとの事前情報があった。3位だとウエーバー順でソフトバンク、楽天の方が早い。2位なら巨人の方が先のため、繰り上げざるを得なかった。ほぼ隠し玉に近い大城も、当初は下位指名のはずが、念のために繰り上げたともっぱら。そのために取り逃がした選手もいるはずです」(前出の関係者)
2位以下は即戦力野手がズラリと並んだ。鹿取GMは「バランスはいいと思う」と振り返ったが、話題性に乏しいドラフトとなった。