出遅れ松山英樹 パット不調は全米プロ敗戦のトラウマか?
【WGC―HSBCチャンピオンズ】
前年覇者の松山英樹(25)が2オーバー67位タイと出遅れた。
昨年大会は初日66で回り3位発進。2日目に13アンダーまでスコアを伸ばしてトップに立つと、4日間とも60台で逃げ切り、2位に7打差をつける通算23アンダーの圧勝だった。
ところが今年はショット、パットとも精彩を欠き、初日のフェアウエーキープは6ホールだけ(42.86%=ランク65位タイ)。平均パット数は1.864(同56位タイ)だった。
イン発進の前半は16番で初バーディーを決めたが、2オンに成功した18番パー5は3メートルのイーグルチャンスから3パット。1メートル足らずのバーディーパットも入らなかった。
「パットが良くない。18番からおかしくなった」(松山)と、折り返して1番で2.5メートルを決められずにボギー。続く2番パー5はバンカーからの3打目をピンそば60センチに寄せながらバーディーパットを外した。