菅野は阿部とともに最優秀バッテリー賞を受賞した14年にも、リーグMVP、最優秀防御率、ベストナイン、月間MVPなどで約600万円の賞金を手にしている。今年はそれを上回る稼ぎっぷりだ。
巨人ナインはこのオフ、厳冬更改にあえいでいる。内海が1億円、山口鉄が9600万円、阿部が5000万円ダウンと、かつて巨人の屋台骨を支えた功労者たちが軒並み大減俸をのまされている。それでも菅野だけは別世界にいるようだ。
チームが弱かろうが、プロ野球選手は活躍してナンボ――。賞金だけで1000万円とは、サラリーマンにはため息が出る話である。