キャッチボール再開の清宮 指故障をケガの功名にできるか

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「やっぱり楽しいです」

 22日、右手親指のケガでリハビリ中の日本ハム清宮幸太郎(18=早実)がキャッチボールを再開。20メートルほどの距離だったが、「指は全然大丈夫。痛みはない。いつでも投げられていた。大事を取っていただけ」と明るい表情で問題ナシを強調、一軍キャンプ参加についても影響を否定した。

 栗山監督によれば、18日のダンベルトレーニング中に手と手をぶつけたという。26日に再検査を行うまで、打撃練習など指に負担がかかる練習を一部制限する方向だったが、早くもキャッチボール解禁となった。

 清宮は一軍キャンプに帯同することもあり、他の新人よりも調整ペースは速かった。レベルの高い一軍の練習についていくため、居残り練習で自らを追い込んでいた。トレーニングの強度を一段階上げようという矢先にアクシデントに見舞われ、大好きな打撃練習は召し上げられた。

■高校時代は左手親指骨折も本塁打

 本人は「不完全燃焼なところはありますが、仕方ない。もどかしさはこれから出てくると思うが、(早実時代の)テスト期間中と思えば」と話し、周囲はトレーナーらが状態をつぶさにチェックしている。

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