プロの自覚に注文も 清宮の“正体”を日ハムの先輩が明かす
今季からキャプテンに就任した中田翔(28=11年目)が「マイペースなところはいい。ちょっと変わっているのかなというところもチラホラありつつ。本当にかわいらしい」と話せば、選手会長の中島卓也(27=10年目)はこう言った。
「いい意味でなれなれしいというか、僕や周りの選手にもどんどん話してくる。1年目で流れとかが分からない中で、打撃練習をやりたい気持ちを押し殺して、守備や走塁でコーチに教わったことを一生懸命やろうという姿勢は伝わってくる。分からないことは自分から聞いてくるし、僕としても教えてあげたいと思う。ウチはそこまで上下関係は厳しくないですし、今はまだ目立ったことはないですけど、社会人になったわけですから、何か言動で気になることがあればしっかり言っていくつもりです」
年齢の近い選手はどう見ているのか。2013年ドラフト1位の渡辺諒(22=5年目)は先日、清宮を交えたチームメートとNBAを観戦した。
「一番年下ですけど物おじせず、どんどん先輩たちの輪に入ってコミュニケーションを取っています。言葉遣いもしっかりしている。僕なんて新人のころは、周りはテレビで見ていた人たちばかりで近寄りがたいというか、全然無理でした(苦笑い)。そこが逆にすごいなと思います」