プロの自覚に注文も 清宮の“正体”を日ハムの先輩が明かす
さる日本ハムOBがこう言った。
「新人合同自主トレ期間中のことです。寮で食事をする際には、先に食堂に来た選手が気を使ってお茶をいれたりもするのですが、清宮の方から率先して気遣って何かをやるということはあまりないと聞きました。悪気はないんでしょうけど、小学校から早実に通い、自由な雰囲気の中でノビノビ育ってきた。日ハムは明るく自由な雰囲気があり、清宮に対しても温かい目で見てくれるムードはあるものの、プロ野球チームは我の強い個性派集団でもある。上下関係の厳しい野球学校で育ってきた選手たちの目に、そんな清宮がどう映っているか。一定の距離感というか、それなりに上下関係は保って接してほしいと思っている選手も中にはいる。今後は大人のコミュニケーションを取っていくことが大切だと思う」
栗山監督は休み明けの第3クールから清宮の打撃練習を再開させ、初の練習試合となる10日(同11日)の韓国KT戦で起用する方針を示唆した。まずは守備からの途中出場となりそうだ。