分断国家ひとつに 韓国記者が見たアイホ「日本対コリア」

公開日: 更新日:

 第1ピリオドで2ゴールを許したものの、第2ピリオドの9分すぎにランディ・グリフィンが今大会の初ゴールを決めると、第3ピリオドも日本のゴールを激しく攻め続けた。

 コリアのマリー監督は「我々は南北を超えて単一のチームをつくっている。日本に勝てばアジア最高のチームになれると考えている」と語っていた。勝利することはできなかったが、五輪初ゴールは朝鮮半島を大いに沸かした。

 別の韓国記者が言う。

「マリー監督や初ゴールを挙げたグリフィンらは特別ボーナスが出るのは間違いありません。ひょっとして、単一チームの全員に韓国政府あるいは大韓体育協会から報奨金が出るかもしれません」

 南北両国にとって日本は歴史的には共通の敵。北朝鮮の「ほほ笑み外交」や合同チームに批判的な韓国の国民も、コリア対日本戦の時だけは熱心な「応援団」になっていたに違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動