メジャーでは重要に エンゼルス大谷が持つ“3番目の武器”

公開日: 更新日:

 自主トレ中に一緒に練習したプホルス(38)とは、クラブハウスで再会してハグをしていた。

■輪の中にスッと

 日本ハム時代はベテランの宮西(32)が「先輩にもちょっかいかけてくるし、僕にも気づいたらタメ語になってる」と笑いながら話したことがあったように、先輩にも可愛がられた。

「大谷はもともと人見知りしない。というか、仲間との関係を築くのはうまい方ではないか」とアマ野球関係者が言う。

「岩手の花巻東高3年時にU18日本代表として韓国に行ったときのことです。チームメートは藤浪(阪神)、田村(ロッテ)ら関西出身者が多く、会話では関西弁が飛び交っていました。東北出身の選手は得てして気後れしたりするのですが、大谷は違った。空港で出発待ちをしていたときも、関西出身者がワイワイ騒いでいる中にスッと入っていく。気がついたら輪の中でケラケラ笑っていたのです。積極性と協調性のある子なんだと思いました」

 その大谷はこの日(日本時間20日)から野手が合流したことで、本格的な野手練習を開始。打撃練習はMVPを2回獲得したトラウト(26)や昨季35本塁打のアップトン(30)ら外野手と同組だった。フリー打撃で順番を待つ間、トラウトとアップトンからバットを見せてほしいと頼まれ、手渡すシーンも。トラウトは大谷の打撃に「アンビリーバブルパワーだ」と舌を巻いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇